トップ ドラマーのためのリハーサルスタジオ選び方【チェックポイント7選】

ドラマーのためのリハーサルスタジオ選び方【チェックポイント7選】

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ドラマーにとってリハーサルスタジオ選びは、他のパートよりもシビアだ。ドラムセットは持ち込めない、セッティングに時間がかかる、スタジオ備え付けの機材の状態が演奏のクオリティを直撃する。この記事では、ドラマーが事前に必ず確認すべき7つのチェックポイントを具体的に解説する。

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チェックポイント1:ドラムセットのメーカーと状態

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スタジオに置いてあるドラムセットのメーカーは、演奏感に直結する。国内の主要スタジオで採用率が高いのはPearl、TAMA、Ludwigの3ブランドだ。Pearlは音のレスポンスが早くポップス・ロック向き。TAMAはパワフルな低音が出やすくヘヴィーな音楽に適している。Ludwigはジャズ・ロックの名機で、音の余韻が豊かなのが特徴だ。

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ただしメーカー名だけで判断するのは危険だ。使用頻度が高いスタジオではヘッド(皮)の消耗が激しい。予約時に「ヘッド交換の頻度」をスタジオスタッフに確認することを推奨する。理想は月1回以上の交換。ヘッドがヘタると音がこもり、スティックのコントロールも難しくなる。

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チェックポイント2:シンバルの充実度

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スタジオ備え付けのシンバルの枚数と品質は、スタジオによって大きく差がある。最低限必要な構成はハイハット1組・ライドシンバル1枚・クラッシュシンバル1〜2枚だが、充実したスタジオではチャイナシンバルやスプラッシュも用意されている。

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シンバルのメーカーはZildjian・Sabian・Meinlが主流だ。Zildjianはクリアで切れのある音、SabianはZildjianに近い特性ながらやや暗め、Meinlはドライでダークなサウンドが特徴だ。スタジオの予約ページに「シンバル一覧」が記載されている場合は必ず確認しよう。自分のプレイスタイルと合わないシンバルでは本来の演奏ができない。

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なお、シンバルは持ち込み可のスタジオが多い。自分のシンバルを持参する場合は、スタンドへの取り付けアダプターも忘れずに。

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チェックポイント3:防音・音漏れの確認

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ドラムは全楽器の中で最も音量が大きい。防音が不十分なスタジオでは、隣室の演奏音が聞こえてくるだけでなく、自分たちの演奏も筒抜けになる。特に一体型建物の地下フロアや、戸建て改装型スタジオは防音性能にばらつきが大きい。

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防音性能を事前に確認する方法は2つある。ひとつはスタジオのスペック表に記載された「遮音等級(Dr値)」を確認すること。Dr-55以上あれば実用的なレベルだ。もうひとつは実際にスタジオを内見すること。隣のスタジオで演奏中に音が漏れていないかを耳で確認するのが最も確実だ。

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また、スタジオの「営業時間」も重要だ。住宅地に近いスタジオでは夜間(22時以降)のドラム演奏を禁止しているケースがある。深夜練習が多いバンドは事前に確認が必須だ。

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チェックポイント4:スタジオの広さ(15㎡以上推奨)

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4〜5人バンドのバンドリハには15㎡以上のスタジオが必要だ。10㎡以下の小部屋ではドラムセットを展開すると他のメンバーが壁際に追いつめられ、マトモなアンサンブルができない。特にドラムとベースアンプが近接しすぎると低音が干渉し、互いの音が聞き取りにくくなる。

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スタジオの広さの目安は以下の通りだ。2人(ドラム+ギター)なら8〜10㎡でも対応できる。3〜4人のバンドには12〜15㎡が必要。5人以上のフルバンドには18㎡以上を確保したい。ドラムセットを中心に、全員が向かい合える配置が取れるかどうかを確認しよう。

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スタジオの広さはWebサイトの予約ページに記載されていることがほとんどだ。「◯畳」と書かれている場合は1畳≒1.65㎡で換算すると参考になる。

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チェックポイント5:バスドラムペダルの持参可否と備え付けの状態

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バスドラムペダルは個人差が最も出やすい機材だ。スタジオ備え付けのペダルが自分のプレイスタイルと合わない場合、普段通りの演奏ができなくなる。特にダブルペダルを多用するドラマーは、スタジオが「ツインペダル備え付け」かどうかを確認する必要がある。

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多くのスタジオではペダルの持ち込みが可能だ。ただし、ビーター(打面を叩く部品)やスプリングの調整が必要なため、セッティング時間を15〜20分余計に見ておくこと。持ち込み時はバスドラムへの取り付け方法(クランプの規格)も事前に確認しておくと安心だ。

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備え付けペダルを使う場合は予約時に「メーカーと型番」を確認しよう。PearlのEliminatorやTAMAのIronCobraなら多くのドラマーに対応できる。名前のないノーブランドペダルが多い格安スタジオは避けた方が無難だ。

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チェックポイント6:モニター環境(返しの音量と配置)

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ドラマーはステージでもスタジオでも「自分の後ろ側でバンドの音が鳴る」配置になることが多い。このためモニタースピーカーの位置と音量が適切でないと、バンドアンサンブルを全く聞き取れないまま演奏することになる。

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ドラマー向けのモニター配置として理想的なのは、スタジオのPAミキサーからドラム専用の返し用スピーカーを置いてもらうことだ。これが難しい場合は、スタジオのメインスピーカーをドラム側に向けるだけでもかなり改善される。スタジオのスタッフに相談すれば対応してもらえることが多い。

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チェックポイント7:スタジオまでのアクセスと搬入経路

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ドラマーはスティックバッグやシンバルを持参することが多い。地下深くにあるスタジオや、エレベーターなしの雑居ビル上階のスタジオは、荷物の搬入が想像以上に大変だ。特にシンバルケースを担いで急階段を上がるのは体力的にも危険だ。

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予約前にスタジオの「搬入経路」を確認しよう。エレベーター有無、駐輪場の有無、最寄り駅からの距離は予約ページに記載されていることが多い。車でアクセスできるスタジオなら、駐車場の有無と料金も確認しておくこと。

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以上7つのチェックポイントを押さえれば、ドラマーとして納得できるスタジオを選べるはずだ。機材の状態は「来てから後悔」にならないよう、予約時点での確認を徹底することが最大のコツだ。

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